救護所をはしご
本降りの雨と強い風が吹くコンディション。予定したプランどおりにレースを進めるも中間点から徐々にペースダウン、両前腿が攣るアクシデント(後で原因を考えると必然の出来事)に見舞われる。その後31km過ぎから走れなくなりレース終了、ゴールまで雨と強風の中歩いて帰還、救護所のお世話にもなりました。最悪ですが滅多にできない経験ができたレースになりました。
スタート前
4時起床、昨年はいい天気だったのでスタート1時間前の8時に現地入りしました。天気が良ければ更衣室を使うことがないのですが、雨の場合は話が違ってきます。更衣室争奪戦になることは想像できたので、速めに現地入りしました。
現地には7:20過ぎに到着、泥だらけの会場でしたがレインブーツを履いて行ったので事なきを得ます。しかしこの先の状況を想像すると気が滅入ります。男子更衣室に直行し、中にはスムーズに入れました。が、更衣室の中は人がいっぱい、何とか空きエリアを見つけてそそくさと準備をします。上に着ているものを脱いでシューズを履き替え、レインコートを着てシューズカバーを付けて準備完了。時間にして10分程度の滞在で更衣室を出ます。その時点で男子更衣室の入り口には凄い行列、正に電車1本の差が明暗を分ける感じでした。
荷物を預けた時点で8時前、トイレは並んでいる人がおらず待ち時間なく用を済ませ、整列開始時刻(8:15)にはまだ時間があります。会場から遠いトイレにほとんど人がいないので雨宿りして整列開始時刻を待ちます。8:20くらいに整列、昨年と同じDブロックのほぼ最前列に並びます。
スタート後~中間点まで
ブロックの整列が終わっていない中、9:00を迎えレーススタート。もしかするとこの時点で更衣室にたどり着けていない人がいたのかもしれません。なんか殺伐とした雰囲気です。大きな水たまりがあり、それを避けながら進むのでスタートラインの通過に5:38かかりました。昨年はDブロックの後ろの方で3:54でした。今年はDブロックのほぼ最前列、全ランナーの整列が完了していなかったことを考慮すると、水たまりの影響がかなり大きかったことになります。
最初の1kmは5:26、その後は予定していたレースプランどおり5:10/kmを刻みますが、気温が低いため心拍数に余裕があったので5:05/kmを刻んでいました。しばらくすると3時間45分のペーサーが視界に入ってきます。5kmくらいから左のハムに違和感が出始めます(これが後々走れなくなるきっかけとなる)。12kmくらいで345ペーサーに追いつく、このころは心拍数が上がり始め5:10/kmで心拍数155くらいまで上がり何かがおかしい(伏線)。そのまま345の集団の中で走り中間点を1:48:15で通過、ここでの感覚は余力は少しあるかなといった感じでした。
中間点~
折返し後向かい風になり、これが結構強くて345集団に張り付いてこらえますが、給水で徐々に離されます。5:15~20/kmくらいで粘っていましたが、28kmで両腿が攣りそうになってペースダウン、30kmの通過は2:36:54でした。この先トイレに行きたくなり、31km過ぎのトイレに駆け込む。トイレから出て取り出していたスマホをポーチに仕舞おうとしたら、ポーチのファスナーが壊れてしまいスマホを手で持って走ることに。よりによってこのタイミングで、と思ったら緊張感が切れてしまいここでレース終了感が漂います。
緊張感がなくなったからか少し走ると両足の前腿がパンパンになり走れなくなります。少し歩くと復活して走って、それからは歩いたり走ったりの繰り返し。36km手前の給水所付近で2回目のトイレ、体が冷えてトイレが近くなっているようです。ここからは歩いても両前腿が復活せず寒さに震えながら歩き続けて40kmを通過。あと20分も歩けばゴールという状況なのですが、このままゴールしてもゴールするランナーが多い時間帯なので、更衣室に入るのに雨風で寒い中並ばないといけないかも等と思うとこのまま歩き続けるのが得策ではないと思い、救護所で体力回復していくことにしました。
最初の救護所、若いお兄さんたちで運営しているようです。椅子に座り、アルミシートを掛けていただいて暖をとります。既に先客が沢山いて、私のあとも続々とやってきます。OS1をいただいてミネラル補給、20分くらいで救護所をあとにしてレース復帰。復帰しても太ももパンパン状態は変わらないのでひたすら歩きます。3度目のトイレに寄ったのち2度目の救護所へ。こちらは医師・看護師のいる救護所とのことで、毛布を掛けていただいてストーブがあって暖かい。おまけに白湯までいただきました。ここには30分くらい滞在していたかもしれません。掛けていただいた毛布はゴールまで持っていて良いとのことで毛布を被ったまま歩いてゴールへ。ゴールしたときはなんとか生還したといった気持ちでした。
ゴール後、晴れていれば美味しくいただくシャーベットはパスして、ホットドリンクをいただいた後荷物置き場へ。既にスタートから6時間くらい経っているので荷物置き場はガラガラ。なので荷物置き場で着替えて帰宅しました。
結果
ネットタイム:5時間38分36秒(実質DNF:31kmで終了)
シューズ:エボライドスピード2
リカバリータイム:77時間


脚攣りの原因
今回の脚攣りの原因はズバリ左ハムをかばって走ったことだと思います。正しいフォームで走って股関節で着地衝撃を受けると、元々痛めていた左ハムに違和感が出る。これを避けるため、大腿四頭筋で着地衝撃を受け止めるような走り方をしてしまい、前腿に負担をかけてしまったのではと思っています。1週前のMペース走でそういう走り方をしていた形跡があったので、その可能性が高いです。
要は左ハムが完治していない状態だったということなのでしょう。今回は厳しいコンディションでのレースでしたが、いい天気で行われたとしても同じ結果になったと思います。
総括
レースそのものは31kmで終了した感じで、リタイアしても収容バスに乗れるのは数時間後ということで、歩いてゴールを目指しました。40km過ぎからは2か所の救護所に立ち寄りました。救護所の方々には大変親切にしていただき、感謝しかありません。
結果を振り返ってみると、今回撃沈してしまったのは自明な訳で、どうするのが最適解だったのかというとDNSなのかと思います。ただ、今回のレース前の状態からDNSという判断をするのはとても難しいことのように感じます。収穫があるとすれば、実際にこの状態で走ってみていい経験をしたので、体の状態とレース出否についての考察力が1ランクアップしたことかなと思います。
レース翌日になっても両前腿の筋肉痛がひどく、特に階段を下りるのが辛いです。それに反し、内臓疲労はほとんどありません。心拍数的に余裕のあるペースで走って、途中でレースを止めたためと思われます。
雑感
ゴール後、女子更衣室の方はきれいだったという口コミ(サブ4レベルの方)もあって、この辺り男女差が出ているなと感じました。もしかするとサブスリー以上等の早くゴールした人はストレス少なく更衣室が使えたのかもしれません。ただ、更衣室の広さに対する男女の人数差もありますが、個々人が更衣室を綺麗に使おうという意識(汚れを残さないためのタオル等の準備等)があれば更衣室内が泥まみれになるようなことも少なかったのかなと思います。